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学習Tips
自動詞と他動詞の見分け方|3秒テストで即判断

「自動詞と他動詞、どうやって見分ければいいんだろう」と悩んでいないだろうか。

テストのたびに混乱して、結局その都度調べている。そんな人は多い。問題は、多くの解説が「暗記リスト」で終わっていることだ。動詞を100個覚えても、新しい動詞に出会うたびに迷う。

この記事では、初めて出会った動詞でも判断できる「見分けの思考プロセス」を解説する。辞書の読み方、日本語が引き起こす落とし穴、そして感覚として定着させる方法まで、まとめて紹介する。自動詞・他動詞の違いを一言で言うと結論から言う。他動詞は「誰かや何かに影響を与える動詞」、自動詞は「主語自身の動きや状態を表す動詞」だ。

英文で見ると:He runs. (彼は走る)→ 自動詞。走るのは彼自身だけHe runs a company. (彼は会社を経営する)→ 他動詞。影響が「会社」に及んでいる同じ動詞でも使い方で変わる。だから「この動詞は自動詞」と暗記するだけでは不十分なのだ。3秒でできる見分け方テスト初めて見た動詞でも使える、シンプルな判断手順を紹介する。ステップ1:動詞の直後に名詞を置けるか確認する動詞のすぐ後ろに「何を?」「誰を?」に当たる名詞(目的語)が直接置けるなら他動詞、置けないなら自動詞だ。文判定理由She ate pizza.他動詞「pizza」が直後にあるShe smiled.自動詞直後に名詞を置けないHe arrived at the station.自動詞「at」という前置詞が必要ステップ2:前置詞が必要かどうか確認する自動詞は目的語を取るとき必ず前置詞を介する。「arrive at」「look at」「listen to」のように、動詞と名詞の間に前置詞が入るのが自動詞の特徴だ。

他動詞は前置詞なしで名詞に直接つながる。「discuss the topic」「reach the goal」のように、間に何も挟まらない。ステップ3:迷ったら辞書のvi/vtを確認する辞書には動詞の横に小さく「vi」や「vt」と書いてある。これが最終的な答えだ。vi(= intransitive verb):自動詞vt(= transitive verb):他動詞多くの動詞には「vi」と「vt」の両方が載っている。そういう動詞は文脈によって両方の使い方があるということ。前後の文を見て判断しよう。日本語が引き起こす「落とし穴」日本語と英語では自他の扱いが大きく違う。ここが混乱の根本原因だ。日本語は目的語を省略できる日本語では「もう食べた?」「うん、食べた」と目的語なしで会話が成立する。英語では他動詞なら目的語が必須なので、「I ate.」だけでは不完全に聞こえることがある(文脈次第ではOKな場合もある)。日本語訳で判断すると間違える動詞日本語に訳したとき「〜を」が入っているように見えても、英語では自動詞という動詞がある。動詞間違い例正しい使い方理由listenlisten the music ×listen to the music ○自動詞。前置詞toが必要agreeagree his opinion ×agree with his opinion ○自動詞。前置詞withが必要apologizeapologize him ×apologize to him ○自動詞。前置詞toが必要graduategraduate the university ×graduate from the university ○自動詞。前置詞fromが必要これらは「日本語では〜を」と言いたくなる動詞なのに、英語では自動詞というパターン。日本語訳を信じすぎると間違える。逆に「前置詞なし」で使う他動詞日本語感覚では前置詞を入れたくなるのに、英語では他動詞なので前置詞不要という動詞もある。動詞間違い例正しい使い方discussdiscuss about the plan ×discuss the plan ○marrymarry with him ×marry him ○reachreach to the station ×reach the station ○enterenter into the room ×enter the room ○「discussについて話し合う」と日本語で考えると「aboutが必要そう」と感じるが、discussは他動詞なので不要だ。暗記より大事なこと:なぜネイティブは迷わないのか英語のネイティブスピーカーは、自動詞・他動詞を意識していない。「discussのあとにaboutは入れない」と覚えているわけではなく、大量のインプットを通じて「この動詞の後はこう続く」という感覚が身についているからだ。

言語習得研究者のStephen Krashenが提唱した「インプット仮説」によると、理解可能なインプットを大量に受けることで、文法規則を意識せずに言語パターンを習得できるとされている。自動詞・他動詞の使い分けも同様だ。

僕自身、英語の多読を始めてから「あれ、ここにaboutは要らないな」と自然に感じる瞬間が増えた。ルールとして覚えたのではなく、何度も目にするうちに感覚として入ってきた感じだ。多読が自動詞・他動詞の定着に効く理由同じ動詞が様々な文脈で繰り返し登場する「なんかここ変だな」という違和感が自然と育つ辞書を引かなくても文脈から使い方が推測できるようになるテスト対策として暗記するのも悪くはない。ただ長期的に使える英語力を身につけたいなら、大量インプットで感覚を鍛えるほうが効率がいい。よくある質問(FAQ)Q. 自動詞と他動詞、どちらが多いですか?英語の動詞は他動詞のほうが圧倒的に多い。8〜9割が他動詞と言われている。つまり「基本的に動詞の後には目的語がくる」と考えておき、前置詞が必要なものを例外として覚えるほうが効率的だ。Q. 一つの動詞が自動詞にも他動詞にもなるのはなぜですか?英語は文脈で意味が決まる言語なので、同じ形でも使い方次第で自他が変わる動詞が多い。runが「走る(自動詞)」にも「経営する(他動詞)」にもなるのはその典型。辞書のvi/vtで確認するのが確実だ。Q. 自動詞・他動詞を間違えると何が起きますか?前置詞の有無が変わるため、文法エラーになる。ネイティブには「なんかぎこちない」と感じられる。特にビジネス英語や英作文では注意が必要だ。まとめ他動詞は目的語に直接つながる、自動詞は前置詞を介する「動詞の直後に名詞を置けるか」が最初の判断基準迷ったら辞書のvi(自動詞)・vt(他動詞)を確認する日本語訳を信じすぎると間違える動詞がある(listen, agree, discuss等)長期的には大量インプット(多読)で感覚として身につけるのが効率的ルールを覚えるのと並行して、英語をたくさん読む習慣を作ろう。動詞の使い方は、繰り返し目にすることで自然と定着していく。

英語多読をどこから始めればいいか迷っている人には、レベル別の英語コンテンツで多読を始められるTa-dokuがおすすめだ。自分のレベルに合った素材でインプット量を積み上げていこう。

Aki

Aki

Ta-doku 開発者 / 英語多読実践者

英語多読歴3年。自身の多読経験から生まれた課題を解決するため、YouTube×AI多読サービス「Ta-doku」を開発・運営しています。

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