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学習Tips

NGSLとは?2800語で英語の92%をカバーする単語リストの使い方

英語を勉強しているのに、単語がなかなか増えない。そんな悩みを抱えている人は多い。

その原因のひとつは、「覚える単語の優先順位が間違っている」ことかもしれない。難しい単語を無理に詰め込む前に、まず押さえるべき土台がある。それがNGSLだ。

この記事では、NGSLとは何か・なぜ英語学習に効果的なのか・実際の使い方と無料でテストできるツールまで、まとめて解説する。NGSLとは?英語の92%をカバーする最重要2800語NGSL(New General Service List)は、現代英語に最も頻繁に登場する約2800語をリスト化したものだ。明治学院大学のCharles Browne教授らが2億7000万語超のデータベースを分析して2013年に作成した、学術的な裏付けのある単語リストである。

NGSLの最大の特徴は、そのカバレッジだ。日常会話の 92% をカバーハリーポッターの 93% をカバーTOEIC試験の 94% をカバー海外ドラマ(FRIENDSなど)の 95% をカバーつまり、NGSLの2800語を押さえるだけで、日常的な英語のほぼ9割以上が「知っている単語」になる。英語学習の土台としてこれ以上コスパのいい投資はない。GSLとNGSLの違いNGSLの前身には、1953年に作られたGSL(General Service List)がある。NGSLはGSLを現代の英語使用状況に合わせてアップデートしたもので、インターネット時代の語彙にも対応している。古いGSLを使っている教材に出会ったら、NGSLに切り替えることをおすすめする。NGSLが英語学習に効果的な理由NGSLが効果的なのは、「頻度順に学べる」からだ。英語には数十万語の単語が存在するが、日常的に使われる単語は限られている。NGSLはその中でも特に使用頻度の高い語を厳選しているため、学習コストに対して得られるリターンが圧倒的に大きい。

具体的に考えてみよう。英語のネイティブスピーカーが1日に使う単語は、平均して数千語程度と言われている。そのうち上位2000〜3000語が会話の大半を占める。NGSLはまさにその「使われている単語の核心」を集めたリストだ。多読との組み合わせで語彙が定着しやすいNGSLの語彙を覚えるだけで終わりにしてはもったいない。英語の多読と組み合わせることで、単語の定着速度が大きく変わる。

多読とは、自分のレベルに合った英文を大量に読む学習法だ。NGSLの単語を覚えた後に多読を始めると、「あ、これ知ってる単語だ」という体験が増える。知っている単語が繰り返し文脈の中で出てくることで、単語帳だけでは得られない「生きた語彙」として定着していく。

僕自身、多読を始めた当初は知らない単語ばかりで途中で止まってしまうことが多かった。でもNGSLを意識して基本語彙を固めてから多読に戻ると、スムーズに読み進められる場面が明らかに増えた。語彙の土台があるかどうかで、多読の体験はまったく変わる。NGSLの覚え方:優先順位のつけ方NGSLは約2800語あるが、全部を一気に覚えようとするのは非効率だ。以下の優先順位で取り組むといい。ステップ1:1〜1000語(最優先)NGSLは頻度順に並んでいる。1〜1000番の単語は、英語の文章に最も頻繁に登場するものだ。まずここを集中的に固める。「the」「be」「of」などの基本語も含まれるが、知らない単語が意外と多いことに気づくはずだ。ステップ2:1001〜2000語(重要)1〜1000語が固まったら、次の1000語に進む。この範囲まで終わると、日常的な英語テキストのほとんどを読める感覚が出てくる。ステップ3:2001〜2800語(補強)残りの約800語は、カバレッジをさらに高めるための補強だ。この段階では多読を並行させながら、文脈の中で自然に吸収していく方法が効率的だ。NGSLを無料で使えるツール・サービス比較NGSLの学習に使えるツールはいくつかあるが、「単語リストを見る」「テストをする」の両方が無料でできるサービスは限られている。サービス単語リスト閲覧単語テスト日本語対応無料ta-doku✓✓✓✓DiQt△✓△✓NGSL Builder(アプリ)✓✓✓△(広告あり)Quizlet✓✓△△(機能制限あり)ta-dokuでNGSLを使う方法ta-dokuは多読サービスだが、NGSL機能を無料で提供している。具体的には以下の2つが使える。NGSLの単語一覧:2800語を頻度順に確認できるNGSLの単語テスト:その場でテスト形式で実力を確認できるアカウント登録なしでもアクセスできるので、まず試してみることをおすすめする。テストを受けてみると、意外と「知っているつもりで知らない単語」が見つかる。それがNGSL学習のスタート地点だ。NGSLの注意点:これだけでは不十分なケースもあるNGSLは万能ではない。以下のような場合は、NGSLだけでは不十分だと知っておこう。学術論文を読みたい場合:NAWL(New Academic Word List)も合わせて学ぶ必要があるTOEICで高スコアを狙う場合:TSL(TOEIC Service List)との組み合わせが効果的専門分野の英語が必要な場合:業界特有の専門用語はNGSLにカバーされていないNGSLはあくまで「英語の土台」を作るためのリストだ。土台を固めたうえで、自分の目的に合わせた追加学習を組み合わせるのがベストな使い方だ。よくある質問(FAQ)NGSLは何語ありますか?NGSLは約2800語(バージョンによって2801〜2809語)で構成されています。これらを学ぶことで、一般的な英語テキストの92%をカバーできます。NGSLとTOEICの関係は?NGSLはTOEIC試験で使われる語彙の約94%をカバーしています。NGSLを固めたうえで、TOEIC特化のTSL(TOEIC Service List)を追加で学ぶと、TOEICの語彙をほぼ網羅できます。NGSLはどこで無料でテストできますか?ta-dokuのNGSLページ(ta-doku.com/ngsl)で、単語一覧の確認と単語テストが無料でできます。アカウント登録なしでも利用できます。NGSLを覚えるのにどのくらいかかりますか?1日30分の学習で、1〜1000語なら2〜3ヶ月が目安です。ただし「覚える」だけでなく、多読などで実際の文章の中で繰り返し触れることで定着が速まります。まとめ:NGSLは英語学習の最初の地図NGSLについて整理すると、以下のとおりだ。NGSLは現代英語の92%をカバーする約2800語の頻出単語リスト頻度順に学べるので、学習コストに対して得られる効果が大きいまず1〜1000語を固め、多読と組み合わせることで定着が速まるta-dokuで無料で単語リスト閲覧+テストができる学術英語やTOEIC高スコアにはNAWL・TSLの追加学習が必要英語の単語学習で迷ったら、まずNGSLを基準にするといい。何万語もある英語の中で「最初に覚えるべき2800語」が明確になるだけで、学習の方向性がぐっとクリアになる。

ta-dokuのNGSLページで、今すぐ自分の語彙力を確認してみてほしい。

Aki

Aki

Ta-doku 開発者 / 英語多読実践者

英語多読歴3年。自身の多読経験から生まれた課題を解決するため、YouTube×AI多読サービス「Ta-doku」を開発・運営しています。

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